スタンダード社の車がなぜトライアンフに?
さて、この車、前に述べたようにスタンダード8や10の後継として開発、製造された車である。ゆえに、本当ならばスタンダード ヘラルドとなるところだった。
しかし、新しさを強調したヘラルドという名前にしたのだから、そんな新しさをさらに効果的に演出したいということになったのだろう。
そこで、「スタンダード」よりも小型スポーツカーでファンに喜ばれている「トライアンフ」ブランドで登場したわけである。やはりスポーティな響きがトライアンフという名前には感じられるのだ。確かにスタンダード ヘラルドよりも、トライアンフ ヘラルドの方が速そうでかっこいいのである。

トライアンフ ヘラルドの広告
1963年にオーストラリアで出された広告。3つのモデルを掲載し、キャッチフレーズは、「3種のトライアンフ・サラブレッド」。あのトライアンフの走りが楽しめる車だと訴えている。
【Triumph Herald by Andrea Boano, on Flickr】
1963年にオーストラリアで出された広告。3つのモデルを掲載し、キャッチフレーズは、「3種のトライアンフ・サラブレッド」。あのトライアンフの走りが楽しめる車だと訴えている。
【Triumph Herald by Andrea Boano, on Flickr】

ヘラルドのイラスト広告
1960年代初めの広告である。広告というよりもカタログの表紙かもしれない。若い男女がコンバーチブル仕様に乗って走り回るというスタイルは、この時代の車の楽しみ方の最先端だ。ヘラルドは、それができる新型のトライアンフ車なのである。
【Triumph Herald Convertible (1959-61) by Andrea Boano, on Flickr】
1960年代初めの広告である。広告というよりもカタログの表紙かもしれない。若い男女がコンバーチブル仕様に乗って走り回るというスタイルは、この時代の車の楽しみ方の最先端だ。ヘラルドは、それができる新型のトライアンフ車なのである。
【Triumph Herald Convertible (1959-61) by Andrea Boano, on Flickr】
