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Webコラム
2006.10.20作成

そのサイトは更新しやすいですか。

サイトを立ち上げる時には、立ち上げること自体で頭がいっぱいで、更新のことはあまり考えない。これが始めてサイトを立ち上げる方に多いようです。でも、そこが間違いの始まり。立ち上げ時より、更新の方がサイトとのおつきあいがずっと長いのですから・・・。しかも、ユーザアクセスを獲得できる成功サイトは更新が命です。
今回は「やすさ」で勝負の第3弾「更新のしやすさ」について考えます。

ネットワークだからこそ、情報は新しく。

新しい情報、必要な情報を手軽に得ることができるところがコンピュータネットワークのもともとのメリット。情報が古いままだったら、わざわざネットで見なくても、本で確認すれば十分です。本の方が見やすいし、情報を見つけやすいと感じている人もたくさんいます。

ですから、Webならではの情報発信をしようと思ったら、頻繁に新しい情報を付け加えていくことがいくこと重要になってきます。

更新が面倒だと、サイトが死んでしまう。

「かっこのいいデザインにしたのはいいが、更新が面倒だなあ」こんなサイトだと、そのうち更新回数が減ってきます。しまいには、この数年更新していない、死んだサイト、つまりサーバ内にあるだけで誰もアクセスしないサイトになってしまいます。また、そんなサイトに限って、かなり日付の古い最終更新日を表示していたりします。

そこで、更新が面倒だから誰かに頼もう、と外注するとお金がかかります。お金がかかるから更新回数は少なめに・・・。で、そのうち誰もアクセスしなくなります。

しかも、更新がないサイトはSEO(検索エンジン最適化)の面でもよろしくないということも忘れてはなりません。

デザインよりも、更新を優先させる。

ではどうするか。多少デザイン性は犠牲にしても、短時間で簡単に更新できるサイトにした方がよい、というのが私の考えです。こういうとデザイナーの方には怒られるかもしれませんが、デザイン性が優れたサイト、かっこいいサイトは、業界関係者は注目しても、ただ情報を得ようと思っている一般のユーザーはあまり気にしないものです。
通信速度が遅い環境でアクセスしているユーザーなどは、ページがなかなか表示されないのを「デザインに凝っているからだ!」と非難したりもします。

ですから、必要な時に短時間で更新してサイトアップ、そんなフットワークのよいWebサイトづくりを、制作の第1歩から考えておきましょう。
更新を考えたWebサイトとは、こんなサイトです。

  1. 急な更新にも即対応できる
  2. 日々の更新が簡単
  3. 誰でも更新作業ができる
  4. 安い費用でプロに更新が頼める

情報だけ入れれば短時間でできるサイトに。

上の4ポイント、言うは易し、行うは難しかもしれませんが、具体的にどんな対策ができるのでしょうか。
まず、Webサイトを作る際にCSSを活用して、情報とデザインを別々に作っておくことをお勧めします。つまり、情報だけ入れれば、同じサイトデザインのページが短時間でできあがるようにしておくことです。

また、短期間で次から次へと情報を入れ替えるサイトならば、最初からCMSで構築することを考えてみるべきです。費用がかさむかもしれませんが、あとの更新の手間を考えると割安になることが多いものです。
もちろん、あまり費用のかからないBLOGを活用するという手もあります。

copyright Ueda Web Laboratory S.Ueda 2007