マツダ T2000

Mazda T2000
マツダT2000
マツダ T2000 昭和37年(1962年)

戦後のオート三輪の最終形。

マツダT2000、いわゆるマツダのオート三輪である。昭和30年代の街では、荷物を運ぶ自動車としてオート三輪が各地で活躍していた。マツダとかダイハツのオート三輪を街ではよく見かけたものであった。

マツダT2000は、昭和37年(1962年)に登場。オート三輪としては大きく、性能も充実した車であった。

上の写真は、日本通運で使われていた幌付きのマツダT2000である。目立つ黄色のボディカラーにマル通マークが懐かしい。昔は国鉄の主要駅にはたいてい日本通運があり、この黄色いオート三輪がたくさん止まっていたものだ。

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世界の三輪自動車、そして日本のオート三輪。