Ford Taunus

フォードが作ったドイツ車。
フォードタウヌスは、フォードの中型車。上のタウヌスP3は1960年に登場したタイプである。しかし、なんとも愛嬌のある顔の車だ。宇宙人のようなと言うか、“クセがすごい!”と言うか、一度見たら忘れられない顔である。

タウヌスP3の前と後
愛嬌のある顔も面白いが後ろも円形イメージでまとめたデザインになっている。これもまた個性的だ。
愛嬌のある顔も面白いが後ろも円形イメージでまとめたデザインになっている。これもまた個性的だ。

タウヌスP3の側面
緩いカーブを基調としたスマートなフォルムだ。
緩いカーブを基調としたスマートなフォルムだ。
またこの車、本当にフォード?と尋ねたくなる車でもある。フォードと言えばアメリカ車であり、50年代から60年代にかけてのアメリカ車と言えば、ボディが大きく、テールフィンが付くなど全体に派手な印象だが、この車はスマートなヨーロッパスタイルだ。
実は、名前にフォードと付いてはいるがこれはアメリカ車ではない。ドイツの車だ。フォードの子会社であるドイツ・フォードが製造した車なのである。では、まず時間を少し巻き戻してフォードのヨーロッパ進出について語ろう。
