Nissan Cedric

戦後日本の象徴。“タテ目”のニクイ奴。
ヘッドライトが縦に並んだいわゆる“タテ目”の個性派。昭和35年(1960年)登場の初代日産セドリックである。個性的なのはヘッドライトだけではない。フロントウィンドウは、側面にまで回り込むラップアラウンドウィンドウを採用。ボンネット前方には2本のラインを入れて高級感を演出している。しかもリアにはテールフィンだ。当時の流行であるアメリカ車の影響を受けたスタイリングでもある。

日産 セドリックのスタイル
“タテ目“”のヘッドライトに曲面を生かしたウィンドウ、テールフィンの付いたバックスタイル。「戦後初の高級車を」という日産の意欲が伝わってくるデザインだ。
“タテ目“”のヘッドライトに曲面を生かしたウィンドウ、テールフィンの付いたバックスタイル。「戦後初の高級車を」という日産の意欲が伝わってくるデザインだ。
