車体に絵を描く車、VWタイプ2。
タイプ2の広い車体に絵を描くということでは、さらに注目すべきことがある。特に初代のタイプ2であるT1は、1960年代後半のヒッピー文化の中で若者たちに愛用された。彼らがタイプ2を愛したのは、その車体にサイケ調の模様やピースマークなどさまざまなイラストを描いて自分たちの存在を主張できたからなのだ。
やはり、この車フォルクスワーゲンタイプ2は、広い車体に絵を描きやすい車・・・というか絵を描きたくなる車なのである。それによってこの車はまた、ビートルに次ぐフォルクスワーゲンのもう一つの人気車ともなったのである。

全面に絵が描かれたタイプ2
サイケ調のイラストが描かれたタイプ2。いわゆるヒッピーバスである。PeaceとかLaveといった言葉が散りばめられていて、いかにもあの時代である。この車は1967年製のタイプ2で、ドイツのヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン自動車博物館に展示されているもの。
【Ymblanter, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons】
サイケ調のイラストが描かれたタイプ2。いわゆるヒッピーバスである。PeaceとかLaveといった言葉が散りばめられていて、いかにもあの時代である。この車は1967年製のタイプ2で、ドイツのヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲン自動車博物館に展示されているもの。
【Ymblanter, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons】
タイプ2の紹介動画
外観からインテリア、エンジンなどを丁寧に紹介する動画。最後に走行中の様子も出てくる。1967年製のタイプ2だが、新車のようにレストアしてある。
外観からインテリア、エンジンなどを丁寧に紹介する動画。最後に走行中の様子も出てくる。1967年製のタイプ2だが、新車のようにレストアしてある。
