ネーミングにアルファロメオの思いが・・・。
いずれにしても、高い技術力が生かされた一般向けの車にこうした愛称をつけるということはアルファロメオとしては新たな試みであったと言えるだろう。それまでは、他のメーカー同様エンジンの形式や排気量を表した単純なネーミングが多かったからだ。
事実、戦後第一弾の車の名前は1900であり、エンジンの排気量を表す数字だった。ジュリエッタはまさに企業としてこれからさらに大量生産車を送り出そうというアルファロメオの決意表明のようなネーミングだったのだろう。
さて、ジュリエッタがあるならロメオは無いのかという話になるが、実は存在する。ジュリエッタと同じ1954年に登場した商用車アルファロメオ ロメオがそうである。
なぜ商用車がロメオなのか。よくわからないが、両方所有すれば「ロメオとジュリエッタになるぞ」ということなのか。これこそまさにオヤジギャグである。
ジュリエッタ紹介動画
レストアされた1960年製のジュリエッタが登場。内外装からエンジンまでを舐めるようなカメラワークで紹介している。
レストアされた1960年製のジュリエッタが登場。内外装からエンジンまでを舐めるようなカメラワークで紹介している。
ジュリエッタ走行動画
こちらは走るジュリエッタを見せている。当時の映画やドキュメンタリーの画像を組み合わせているのが面白い。登場するのはよりパワフルなタイプのジュリエッタTIである。
こちらは走るジュリエッタを見せている。当時の映画やドキュメンタリーの画像を組み合わせているのが面白い。登場するのはよりパワフルなタイプのジュリエッタTIである。