Morris Minor

これぞ、イギリスらしいイギリス車。
何というかこの車、表情がある。それもオジさんの顔である。決してスマートではないが、愛嬌がある。さらに、後部がすごいことになっている。キャンピングカーのようにも見えるが、これは荷室であり、この車は商用車なのだ。でも、こんなに背の高い荷室、一体何に使われたのだろうか。
そんな車の用途はとりあえず後回しにして、まずは、この車そのものにスポットを当てよう。愛嬌あるオジさん顔のこの車は、イギリスの自動車メーカー モーリス自動車の小型車で、名前はマイナーと言う。登場したのは1948年。第二次世界大戦後初の一般向け小型車、いわゆるファミリーカーとしてモーリスが売り出した車である。

背の高いモーリス マイナー
もともとマイナーは小型乗用車だった。そのオジさん顔の乗用車の前部はそのままに、後ろに大きな荷室を付けた商用車となっている。こうした形式の車は、フランス語ではフルゴネットと言う。これはイギリスの車だから、パネルバンあるいはデリバリーバンであろう。それにしても背が高い。
もともとマイナーは小型乗用車だった。そのオジさん顔の乗用車の前部はそのままに、後ろに大きな荷室を付けた商用車となっている。こうした形式の車は、フランス語ではフルゴネットと言う。これはイギリスの車だから、パネルバンあるいはデリバリーバンであろう。それにしても背が高い。
