datsun type17

自動車社会が来る30年前に。
ダットサンと言えば、日産のブランドである。そのダットサンにも、こんな正統派クラシックカーが存在していた。名前はダットサン 17型。しかもこの車、ロードスターつまりオープンカーでもある。
取り外し可能な幌が付けられ、2人乗りで、スタイルもなかなかスマート。後部のスペアタイヤの前には補助席もあって、遊びゴコロ満載である。製造されたのは昭和13年(1938年)であり、なんと昭和10年代、戦前の車だ。こんな軽快なイメージの小型乗用車が戦前の日本で作られていたというのは驚きでもある。

ダットサン17型のスタイル
クリームホワイトの車体に黒い幌、スペアタイアの前にある補助席がチャームポイントだ。1930年代らしいスタイルの乗用車である。当時のメーカーの技術者は、日本でもこんな車が作れるのだ、と声を大にして叫びたかっただろう。
クリームホワイトの車体に黒い幌、スペアタイアの前にある補助席がチャームポイントだ。1930年代らしいスタイルの乗用車である。当時のメーカーの技術者は、日本でもこんな車が作れるのだ、と声を大にして叫びたかっただろう。
