jaguar ss100

これぞ、イギリス車。ジャガーである。
精悍なスタイルのツーシーター。大きめのヘッドライトがチャームポイントのスポーツカーである。これはイギリスの自動車メーカーSSカーズのジャガーSS100だ。1935年から生産され、1936年にはロンドンモーターショーに出品され、話題を集めた。SSカーズとしても自信作であり、一般の評価も高かった車である。
ジャガーと言えば・・・。
さて、この車、名前はジャガーである。ジャガーとはイギリスのあのジャガーのことではないのか、と考える人も多いだろう。そのとおりである。SSカーズとはジャガーの前身であり、このジャガーSS100こそ、ジャガーという名前が初めて付けられた記念碑的な車でもある。
当時は動物の名前を車に付けることが多かったようで、SSカーズは、この小さくて精悍なスタイルのスポーツカーに「ジャガー」という名前を付けた。確かにSS100のフェンダーのしなやかなカーブ、大きなヘッドライトなど、その印象はネコ科の動物を連想させる。なかなか的をついたネーミングでもある。

ジャガー SS100のスタイル
前輪から後輪にかけてのフェンダーのしなやかなカーブ、大きめのヘッドライト・・・。獲物を狙って飛びかかろうとするネコ科の動物の姿を連想させるスタイルだ。この車に「ジャガー」とはよくぞ付けた。
前輪から後輪にかけてのフェンダーのしなやかなカーブ、大きめのヘッドライト・・・。獲物を狙って飛びかかろうとするネコ科の動物の姿を連想させるスタイルだ。この車に「ジャガー」とはよくぞ付けた。
