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2006.10.10作成
ビデオや動画を自由に投稿できるサイト。著作権の問題も浮上。

You Tube【ユーチューブ】

■自分の作ったビデオや動画、好きな動画を投稿できるサイト。
■動画によるコミュニケーションツールとして人気爆発。
■映画やアニメ作品の投稿で、著作権侵害の問題が。

一番人気の動画投稿サイト。

You Tubeとは、動画投稿サイトの中でも一番の人気を誇るサイトの名前。サイトを運営する会社の名前でもあります。このサイトの成功により、数多くの動画投稿サイトが立ち上げられました。最近では「ワッチミー!TV」とか「Askビデオ」なんて同様のサイトが続出しています。携帯からも投稿できるサイトも表れました。

動画投稿サイトとは何をするサイトかと言うと、読んで字のごとし動画を投稿するサイト。動画共有サイトとも言います。自分の撮影したビデオ画像や、作成した動画、自分の持っているビデオ画像などを自由に投稿することができます。

自分の撮影したビデオ画像をメールに添付して送ったり、自分のホームページやBLOGで紹介したり、といった方法はこれまでよくやられてきました。しかし、メールに添付は手軽でも、動画によってはデータが重たくなり、メールサーバが受け付けないとか、相手のサーバに迷惑をかけるといった問題がありました。

また、自分のサイトやBLOGに掲載するというのは、誰もが手軽にできるものではありません。
でも、サイトへの投稿ならお手軽です。投稿し、掲載されたらそのURLをメールに書いて送ればOKなわけです。

現在では日に約6万5000本のビデオが投稿され、1日あたりの閲覧件数は約1億。とんでもない数字をはじき出しています。サイトにアクセスしてみますと、ホームビデオそのままのもの、自分の作ったらしいアニメーション、どこかのライブなど、さまざまなビデオを見ることができます。

何しろ日に6万5000本ですから、まさに、動画によるコミュニケーションワールド。ここに来れば何でもあるぞという状態になっています。

問題あるも、まだ発展途上。

もともと、自分のビデオを投稿してもらうことを想定してサイトを立ち上げたようですが、普通のテレビ番組の一部や、人気アニメ、映画などが多く投稿され、それらがかえって人気をあおっているようです。

そうなってくると、当然著作権の問題が絡んでくることになりますが、かといって投稿されたすべてのビデオをすべて綿密にチェックするわけにもいかないでしょう。著作権侵害が明らかなものは削除されているようですが、削除されたら誰かがまた投稿するというイタチごっこが続いています。
これからどうなっていくのでしょうか。動向が注目されます。

最近のニュースでは、企業の内部告発のために動画投稿サイトが使われているという話がありました。企業の製品の製造工程で問題点があり、社員が企業内で問題にしても聞かれなかったため、問題の製造工程を撮影した動画をサイトに投稿したというものです。なるほど、こんな使い方もあるのか、と驚かされました。

まだまだ、気がついていない使われ方があるのかもしれません。やはり、このサイトは発展途上です。これからが楽しみですね。

・・・と、この項目を書いている途中にGoogleがYouTubuを16億5000万ドル(1960億円)で買収したというニュースが飛び込んできました。やはり、これからです。

→ YouTubeはこちらから

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